採血が苦手な看護師の為の上手くなるコツ

私はかれこれ20年以上、看護師の仕事をしています。

新人の頃は大学病院の一般内科病棟へ配属となりました。現在は大学病院というと採血は検査室の技師が担当し、看護師がやらないところも多いようですが、当時はすべて病棟の看護師である私たちが患者様の採血を担当していました。

私の病棟は内科だったため、採血が必要な患者様も多く、毎週月曜日の朝の早出担当ともなると病棟中ほぼ全員の患者様50人近くを日勤業務が始まる前に終わらせなければならないという新人看護師にとってはかなり緊張する勤務をしていました。

今でも覚えていますが、看護師になった最初の時に新人同士で採血の練習をしたのですが、私がペアを組んだ同僚がたまたま血管がなかなか浮き出ない見えずらい状態で最初の採血で失敗をしてしまいました。

今思えば仕方のないことなのですが、当時の自分にとっては大きな失敗でかなりそれがトラウマになりました。採血が正直、怖くなりました。とは言え、内科病棟では採決は必須です。そんなことは言っていられません。人それぞれ違うように持っている血管もそれぞれ違います。数をこなしていろいろな血管の患者様を見て、触れて経験を積むしかありません。こっちが緊張していると患者様に採血をするときに針の先から緊張が伝わります。難しいことですが、患者様は緊張しているため、こちらもリラックスした状態で採血を行わないとガチガチの緊張状態で手に力が入った状態で行われると痛みも強く感じるようです。

そして、採血後に針を抜くときも痛みを感じるという患者様も多いので一気にではなく、ゆっくりとひっかかりのないようにそっと抜くと痛みもやや軽減できるようなので、終わった安心感から針をさっと抜いてしまわず最後まで程よい緊張感は失わずに手技を行うと比較的、痛みを軽減させた採血が出来ると思います。

人それぞれのやり方があると思うので先輩方の採血手技をこっそり盗み見てコツをつかむのもいいかもしれません。何事も経験です。数をこなし経験を重ねてだんだん上達していくものだと思います。

新人の頃は採血はあんなに苦手でしたが、最近は得意分野のひとつになりました。